【東京校、大阪校、名古屋校、福岡校】「東京ゲームショウ2025」に、バンタンゲームアカデミーブースが登場。在校生が制作した全9作品を出展!
2025年9月25~28日に千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2025」
(TGS2025)。
国内外から過去最多となる47の国・地域、1,136の企業・団体が出展し、総来場者数は26万3101人にのぼりました。
「東京ゲームショウ2025」に、バンタンゲームアカデミーブースが出展!
企業様との「産学連携」4作品を含む全9作品がお披露目されました!
今回は、9月27日一般デイの様子をレポートします。
【1. 「BEAT:KEEPER」(ビートキーパー)/産学連携企業様:株式会社バンダイナムコ エクスペリエンス】
メンバー:20人
作品概要:3Dリズムゲーム×アクションゲーム。コンセプトは「見ているだけで楽しい。
ビートでさらに爽快感が強化された銃撃アクション」。プレイに必要なボタンは3種類で
直感的に操作でき、リズムに合わせて入力することでキャラクターを操れる。
専門部 ゲームプログラマー専攻2年・新保さんは「遂にこの日を迎えました!プレイ時間は10分を想定していて、時間が長引くと、アシスト攻撃が増える『タイムアシスト機能』を追加しました!」試遊待ちが3時間になるほどの盛況ぶりで「笑顔で『楽しかった』と言ってくださるお客さまもいます。当日まで修正作業が続いていて寝不足ですが、人生で最高の日です!」と満面の笑顔を見せます。
【2. 「Orbital Fighter」(オービタルファイター)/産学連携企業様:GameDesignLab】
メンバー:32人
作品概要:宇宙を舞台に戦闘機を操作し、「ジャスト回避」と「ジャストパリィ」を駆使してステージクリアを目指す3Dフライトアクションゲーム。敵機のレーザーが当たる寸前で回避し、自機のエネルギーを蓄積し「ジャストパリィ」で開放する。
高等部 キャラクターデザイナー専攻・吉村さん「初めてのゲーム開発でした。特にUIにこだわったので見ていただきたいです!」
専門部 ゲームプログラマー専攻3年・友永さん「卒業学年なので、チームの企画、プログラミングをサポートしてきました。本作は、GameDesignLab様との産学連携作品です。制作過程では、GameDesignLab濱村様が、メンバーのやりたいことを引き出してくださり、完成までの具体的な道筋を示してくださいました。プロジェクトを通じて、気づきが多くタメになりました。大阪校の後輩たちもチャンスがあれば絶対に参加したほうがいいと思います!」とアドバイス。
【3. 「TYRAN MACHINA」(ティラン マキナ)/産学連携企業様:株式会社インティ・クリエイツ】
メンバー:30人
作品概要:2380年、地球外機械兵器が破壊活動を開始。対抗するために開発された兵器「varn(ヴァルン)」のパイロットとなり戦うVR SFロボットアクションゲーム。左手の武器はビームサーベル、右手の武器はマシンガン。フィールドは渋谷スクランブル交差点で臨場感満点。
専門部 ゲームプログラマー専攻3年・長井さん「今回はゲーム以外の専攻メンバーに、脚本を書いてもらいました。ロボットを操縦する楽しさに物語性を加えることで、ロールプレイングゲームの没入感が増したと思います。また、インティ・クリエイツ様からは、ゲームでのマップ表示、敵の攻撃のエフェクトなど幅広くアドバイスしていただきました。ストーリー性、演出など細部にまでこだわることで作品全体のクオリティを高めることができたと思います!」と手応えを感じていました。
【4. 「GiantKilling」(ジャイアントキリング)/産学連携企業様:株式会社CAPCOM】
メンバー:16人
作品概要:株式会社CAPCOMが主催する、ゲーム業界の未来を支える取り組みとして自社ゲームエンジン『RE ENGINE』を用いたゲーム制作コンペティション『CAPCOM GAMES COMPETITION』への応募作品。ビル級の巨大モンスターの討伐を目指す3Dアクションゲーム。
三田さん「CAPCOM様の独自エンジン『RE ENGINE』に触れられるなんて、“激熱”です!『バイオハザード7 レジデント イービル』にも採用されている高度なゲームエンジンに触れたことで、自分の夢がひとつ叶いました」と振り返ります。
ここからは、在校生メンバーによるオリジナル作品を紹介!
【5. 「CurioCity」(キュリオシティ)】
作品概要:「博物館で鬼ごっこ」がテーマの3Dアクションゲーム。展示物を有効に使い、キャラクターごとの固有能力を発揮することで、鬼ごっこを有利に進めることができます。最後に「鬼」だった人が負け。
専門部 ゲームプランナー専攻2年・白石さんは「ポイントは、Photonというサーバーを使用していて、例えば沖縄と北海道でも同時にプレイできることです!プログラマー10人で制作しています。大変だったことは、バグを探すにも4人が同時にプレイしなくてはならないことですね。試遊したお客さまからは、『学生でオンラインゲームが作れるんだね!』『販売してください』と嬉しい声をいただいています。
【6. 【「ARTIST SLAYER / RUSH」(アーティストレイヤー スラッシュ ラッシュ)】
作品概要:VRスタイリッシュアクションゲーム。プレイヤーはVRゴーグルを通して、スレイヤー勢力特別遊戯戦闘員“SLASH”に魂を移し、地上で暴れる怪物の群れを切り裂き撃ち殺し殲滅を目指します。
【7. 「TierA.I.M」(ティアエイム)】
高等部生メンバーによる作品!
作品概要:真正面から敵の猛攻を迎撃する、リアクション2Dシューティングゲーム。シンプルな操作で緊張感のある応戦を楽しみつつ、攻撃の合間に提示される強化選択によって自らのビルドを構築。
【8. 「ASSAULT×MAGICA」(アサルトマジカ)】
専門部 ゲームプログラマー専攻2年・小林さん「早口言葉を正確に言うことで、敵に攻撃ができるゲームです。音声認識の判定はAIに投げています。複数のゲームが出展している中で、どのような企画であれば目立てるかを考えました!」
【9. 「Sound Link ♪ おんぷちゃん」(サウンドリンク オンプチャン)】
作品概要:スマホで遊ぶ、パズルアクションゲーム。プレイヤーは直接コントローラーでキャラクターを操作することができません。キャラクターの動きを指定するノードを使って秒数や力を設定し、動きを決められる。再生ボタンを押すと、「おんぷちゃん」がプレイヤーの指示通りに動きます。
また、系列校・KADOKAWAアニメ・声優アカデミーのメンバーがブースへの呼び込みを担当!
Kさんは「ゲームで遊んでいってください!皆さんの好きなタイプのゲームもあるんじゃないでしょうか!」と滑舌よく声掛け。「授業で発声練習をしていますが、実践の機会があって楽しいです。大きな声で呼び込むと、お客さまが足を止めてくれて立ち寄ってくれるのがうれしい。笑ってくれる人もいます」とやり甲斐を教えてくれました。
日頃の学びの集大成を、国際的な展示会の場で披露することができました!
お客さまからの良い評価も、厳しい評価も直接いただくことで、さらに作品の精度を高め成長へとつなげていきます!